母子家庭で生活が苦しい方へ【母子父子寡婦福祉資金貸付金の借り方】

母子父子寡婦福祉資金貸付金は、母子家庭や父子家庭などを応援するための国による貸付制度です。

貸付対象者や貸付の要件、金利の低さなどについて分かりやすく解説してます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金は、母子家庭の生活をサポートするための国による貸付制度です。

母子福祉資金、父子福祉資金と寡婦福祉資金の3つで構成され、貸付対象者がそれぞれ異なってます。

このページでは、母子父子寡婦福祉資金貸付金を分かりやすくまとめているので、ぜひ、参考にしてみてください。

3つの福祉資金における貸付対象者について

利用する福祉資金により貸付対象者が異なっています。

自分が対象者かどうかが分かるので確認してみてください。

1.母子福祉資金の貸付対象者について

母子福祉資金の貸付対象者は、母子家庭の母とその子ども、父母のいない子どもです。

母子家庭の母は、結婚をしていないことと子どもの扶養をしていることが条件となります。

また、母子家庭で扶養されている子どもと父母のいない子どもは、20歳未満であることを条件に貸付対象者となります。

2.父子福祉資金の貸付対象者について

父子福祉資金の貸付対象者は、父子家庭の父とその子どもです。父が結婚をしていないことと子どもが20歳未満であることの条件は、母子福祉資金と同様です。

3.寡婦福祉資金の貸付対象者について

寡婦福祉資金の貸付対象者は、結婚をしていない女性のうち、以前、母子家庭の母であった方と、その扶養に入っている20歳以上の子どもです。

分かりやすく言うと、母子家庭の子どもが成人した親子です。

また、40歳以上の結婚をしていない女性で母子家庭の母となったことがない方も寡婦福祉資金を利用できます。

寡婦福祉資金については、扶養されている20歳以上の子ども以外は、利用にあたり所得制限があります。

次は、母子福祉資金貸付金などが審査で通らない場合について紹介します。

母子父子寡婦福祉資金貸付金が断られるケース

貸付金の利用が断られる事例についてまとめてます。1つずつ該当していないか確認するようにしてください。

1.税金を滞納しているとき

税金を滞納していると、母子福祉資金貸付金の利用が断られる可能性があります。

自動車税や固定資産税、住民税などがしっかり納税されているかの確認が必要です。

2.キャッシングの返済額が多いとき

収入に対してキャッシングの返済額(借入額)が多いと、母子福祉資金貸付金のお金を返済に充てるのではと判断されます。

キャッシングやクレジットカードの利用残高は、自己申告で伝えますが、嘘がバレるとあとから一括で返金を求められることもあるので注意してください。

3.収入がある人と同居しているとき

収入がある両親と同居しているときは、母子福祉資金貸付金の利用ができません。

また、結婚はしていなくても、男性と同棲している場合についても、男性に収入があると利用できなくなります。

4.債務整理を予定しているとき

自己破産などを考えている方は、母子福祉資金貸付金に申し込んではいけません。

審査にとおらない他、嘘をついてお金を借りてしまうと詐欺で刑事事件として訴えられてしまうこともあります。

5.収支の管理ができていないとき

お金の管理をすることができず、収支がマイナスとなっていたり、各種ローンの返済が遅れているようだと、審査に落ちることがあります。

次は、母子父子寡婦福祉資金貸付金をどんな目的で使っていいのかについて、詳しくまとめてます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金の使いみち

母子父子寡婦福祉資金貸付金は、お金をどんな目的にも利用できるものではありません。

使いみちに制限がありますので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

1.扶養する子どもの就学のための費用

まず、子どもの学校への入学金や授業料、教科書代などの支出のために母子父子寡婦福祉資金貸付金を利用することができます。

また、高校在学中に就職に備えて、自動車の運転免許を取得するための費用に使うこともできます。

2.子どもの就職で必要となる費用

子どもが就職する際に必要になる、スーツ代などに利用することもできます。

通常は、10万円程度が上限になりますが、自動車の購入が必要な場合は、20万円程度が追加で借入れできるようになります。

3.引っ越しや住宅のリフォームの費用

母子父子寡婦福祉資金貸付金は、引っ越しや住宅のリフォーム代金の支払いに充てることもできます。

移転にかかる費用では、敷金や仲介手数料、運送費などをすべて含みます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金は、上にあげた目的以外にも、子どもの結婚費用や介護、生活費などに充てることも可能です。

詳しくは、市区町村の窓口か社会福祉事務所の窓口で確認してください。

まとめ

母子父子寡婦福祉資金貸付金を利用するためには、窓口の担当者にしっかりと返済できることを伝えることが重要です。

無理のあるキャッシングの残高があったり、お金の管理に無頓着だと断られてしまうこともあります。

まずは、しっかりと母子父子寡婦福祉資金貸付金の制度について理解するようにして、制度を利用するかどうかを決めるようにしてください。